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帯広にて「とかちの黒い瞳・2016展」を見に行って 

IMG_3007.jpg


帯広にて。
今月初めに帯広にて開催された由良真一さんの個展「とかちの黒い瞳・2016展」を見に行ってきました。
由良さんが描かれた十勝にゆかりのある人たちの肖像画の展覧会です。

2年前私もモデルを頼まれ「じゃあオンネトーの森で描いてください」とずうずうしくもリクエストしてしまいました。
実は、由良ご夫妻がその森にとても詳しいと以前に聞いたので、たまらなく案内していただきたいという思いがあり、思わず口走ってしまいました。

オンネトーは、雌阿寒岳のふもとにあるエメラルドの神秘的な色合いの小さな湖沼で阿寒国立公園内にあります。
湖畔の野営場でキャンプしながら描いていただきました。
湖はアカエゾマツの純林やコケの森などに囲まれ私の大好物な世界です。
ずうっーと椅子に座ったまま長時間何もせずにいるなんてはじめての時間体験でした。
天然記念物のクマゲラの鳴く声や、葉のこすれる音など自然の気配と、由良夫妻の眼がだんだん一体化してきて、自分は無みたいになっちゃう感じ。
気持ちのいい場所で何もすることが無いというのは頭の中が真っ白になるみたいです。
由良さんの制作のプロセスを拝見出来たのも貴重な経験でした。

そして今回の展覧会、見に行けて本当に良かったです。
このところ自分が嫌でもやもやした気分が続いてたのですが、描いていただいた作品を観てちょっと泣けてきそうになりました。
「人は必ずそれぞれの輝きを持っていると思うんです。私はその人物の背景のイメージが出来てはじめて描き始めれるんです。」
とおっしゃる由良さんの肖像画はどの作品にも暗さが無く、そのモデルの方が持っている気の輝きを様々な技法で描かれていていました。

赤ちゃんはみんなまぶしい原初の輝きを持っているけど、年齢を重ねるに従いその輝きは次第に抑えられ、代わりに個が持つ人生の色が加わり深まっていくのかな。
人のもともと持っている輝き、元気を引っ張りだして甘えの無い油彩の表現で画面に生み出されていく、人間の個を礼賛するような魔法のような肖像画展でした。
いつお会いしてもかっこいいご夫妻にもお会い出来たし、すがすがしい気持になりました。


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